母から譲り受けた裁縫箱で残ったモノを大切に使う
私は、裁縫が大きな『大』が付くほど苦手です。
でも、子供が成長し幼稚園入園をキッカケに裁縫を始めました。
始めは、直接縫いをしているはずなのに曲がってる!?
ボタンを付けてるはずなのに裏生地まで縫い付けてる!?
恥ずかしながら、そんな状況でした。
そんなこんなで随分長い時間が過ぎました。
今は、大分上達しましたが…まだまだ苦手の域を脱していません。
そんな私に母のお下がりの裁縫箱がやってきました。
私が小学生の時に母が奮発して買った裁縫箱。
もう何十年も前の裁縫箱です。
蝶番が壊れたり、中の箱が壊れたり…何度も何度も修理を繰り返し今があります。とても大切な裁縫箱です。
ちょっと新しい裁縫箱にも心が動く時もありますが。
きっと私がおばあちゃんになっても共にいる裁縫箱です。
裁縫箱がそばにあるだけで 、ほつれを直したり、ボタンを付け直したり…ちょっとした裁縫が出来るようになりました。
少ないモノで暮らすからこそ、ちょっとした手間で服を長持ちさせ、大切に着れます。古くなったモノは、再利用を考えます。
今は、何でも安価に手に入れることが出来、使い捨ての時代です。でも、ゴミが増え環境問題にも発展し始めています。出来れば安価なモノを何度も買うより少し高価なモノを買い、修理や手を加えることで長く使っていけるようにモノと向き合い暮らしていきたいです。